SIREN2
>>23-599
- 599 :SIREN2:2006/07/26(水) 02:20:33 ID:LEwIXp4X
- スマン、ageちまった
シナリオ分岐する要素あるから、後につながる分だけ書きます。
父と、姉と慕う少女の3人で夜見島の蒼之久の集落に住む幼い少年、三上脩はある夜階下からのもの音に気づき、目を覚ました。
「お父さん・・・?」そういいながら階段を降りた先で見たものは、惨殺された父の死体だった。
必死に事切れた父を起こそうとするが、突如玄関に現れた、「犬を連れた男」に驚き、奥の間へと逃げ込むのだった。
窓から家の外へと逃げた脩は、両手を血に染めた、姉と慕う少女「加奈江」と一緒に、
なぜか加奈江を狙い、襲い掛かってくる漁師たちに見つからないように集落から逃走するのだった。
オカルト雑誌「アトランティス」の若手編集者の一樹守は29年前に島民が謎の消失を遂げ、
その後も近海で謎の消失事件の相次ぐ島、夜見島の取材を行おうとした。
夜見島へ行く手段が見当たらず、一時は途方にくれたが、その場に居合わせた盲目の作家「三上脩」
の計らいにより、彼がチャーターした漁船「翔星丸」に同乗することができた。
また、出港直前に駆け込んできたチンピラ風の男と、派手な格好の女を乗せ、
船は夜見島へと出港したのだった。
しばらくして突然船が大きく揺れだし、一樹が外に出てみると、海は赤く染まり、大きくうねり出していた。
船に必死にしがみつく船員の女性を助けようとするが、女性は流されてしまい、
大きな赤い津波によって船は転覆し、一同は海に投げ出されたのだった。
- 600 :SIREN2:2006/07/26(水) 02:49:12 ID:LEwIXp4X
-
三上の父、三上隆平が殺害される少し前、網元である太田常雄の家に漁師たちが集まっていた。
彼らにとて余所者で、民俗学?者の三上は聖域を荒らす邪魔者であり、また彼が海岸で保護した少女、加奈江は
彼らが守る村の言い伝えにある「海から来た穢れ」でしかなかった。
太田常雄の娘、ともえが加奈江が黒い影のようものを海へ帰しているのを見たとう証言もあり、
加奈江討伐の決起ために集まったのだった。
太田以下、全ての漁師が緊張した面持ちだったが、反対するものは1人もいなかった。
海に投げ出された一樹は廃墟の港へ流れ着いていた。探索を始めようとした瞬間、
彼の視界の端を何かが横切った。一樹はそのまま朽ち果てた港湾施設を探索するが、
そのとき、人の死体を思しきものが動き出すのを見るのだった。
探索の果て、彼は小屋の中で機を失っていた美しい少女「岸田百合」と出会う。
「助けて・・!あいつらが私のこと探してる!」一樹は訳が理解できなかったが、
その場に先ほどの動く死体「屍人」が現れ、百合に襲い掛かろうとした。
屍人を撃退した一樹は、百合を伴って廃墟の港を脱出するのだった。
ちょうどその上空を、一機のヘリが爆音を上げながら、急激に高度を落としていった。
夜見島近海を飛行していた陸上自衛隊の輸送ヘリが自機の場所を見失った上、
操縦不能に陥ったのだった。
夜見島に不時着したヘリは、奇跡的に助かった三沢岳 三等陸佐、永井頼人 陸士長、
瀕死の重傷を負った沖田宏 二等陸曹を残し、全員死亡。
瀕死の沖田を前に泣きじゃくる永井と対照的に淡々と指揮を宣言する三沢。
観覧車らしきものを視認した三沢は永井とともに沖田を担ぎ上げ、移動を開始するのだった。
- 606 :SIREN2:2006/07/26(水) 11:39:11 ID:bW9UhuMw
-
廃墟の遊園地にたどり着き、管理小屋の電話から外部への連絡を試みる三沢。
不時着の衝撃で無線機は壊れてしまっていた。だが電話が繋がる様子はない。
受話器を置き、銃を手に小屋の外へ出ると、永井が沖田の死体を前にして泣きじゃくっていた。
「オイ、そいつもう死んでるぞ」冷淡に声をかける三沢。永井を引き起こし、立たせようとしたが、
永井は再び座り込んでしまう。
その時死んでいたはずの沖田が突然動き出し、永井に向けて発砲したのだった。
永井に応戦を命じる三沢。永井は三沢から銃を受け取り、変わり果てた上官を打ち倒すのだった。
遊園地跡から脱出を試みる二人だったが、屍人として蘇ったかつての仲間が行く手を塞ぐ。
その途中、永井は奇妙なものを見つける。精神を効用させる薬。三沢は自分のだと言って永井から取り上げてしまったが、
それはおおよそ三沢には縁遠いはずのもだった。もうひとつは紛失した装備を回収したとき、信管を含む発火装置は回収できたのだが、
C4爆弾がなくなっていたのだった。
遊園正門は厳重に封鎖されていたため、二人は遊園裏門からがけを乗り越え、遊園地を後にするのだった。
山道を行く一樹と百合。座るのに具合のよさそうな岩を見つけ二人は休憩を取った。
百合が嶋へ来た目的を話し出す。それはこの島に閉じ込められた母を助けるためだと言う。
驚きを隠せない一樹だったが、百合は続ける「母さんは鳩を飛ばし続けた、でも戻ってこなかった」
意味が理解出来ない一樹だったが「ずっと待ってた、あなたが来るのを・・・。あなたは私を助けてくれる・・・?」
懇願する百合に一樹は困惑しながらも、同行を決意するのだった。
夜見島出身の駐在警官、藤田茂は夜見島の金鉱跡を巡回していた。地元の漁師たちから無人のはずの島に女がいるのを見た、との通報があったためだった。
藤田は生来、余計な事によく首を突っ込む性質で、その事で、家族からは疎まれていた。
決定的だったのは数年前、情に絆されて窃盗犯を取り逃がし、警部補から現在の地位に降格されたときのこと。
妻は過労で倒れ、大学進学を諦めざるを得なくなった娘、朝子からは事実上の絶縁を手紙で通告される事になったのだった。
無線で連絡を取ろうとした藤田だったが、どうした事か無線が通じない。
その時、彼の視界を黒い塊が横切るのだった。
黒い塊は屍霊と呼ばれる凝り固まった闇に人面が浮かび上がったものだった。
屍霊の襲撃を懐中電灯と警棒で振り払い、高台の小屋から藤田は奇妙なものを見つける。
深い森の中に大きな客船が座礁しているのだった。
「はぁ~やんなっちまうなぁ。すまんなぁ、朝子。」そうつぶやくと彼は客船へと急行するのだった。
- 612 :SIREN2:2006/07/26(水) 13:29:57 ID:uOb6qP3u
-
再び移動を開始した一樹たちは、遊園地から脱出してきた三沢たちに出会う。
救助に来たのかと思い、駆け寄る一樹だったが、三沢は警戒を解かない。
ライトの光を怖れる百合を不審に思った三沢だったが、激昂した一樹が間に割ってはいる。
そのとき永井は信じられないものを目撃する。「三佐、あれ・・・」
一同はこちらに押し寄せる巨大な赤い津波を目撃するのだった。
その少し前、チンピラ風の男、阿部倉司とともに漁船に乗り込んだ女、喜代田章子は不思議なものを見ていた。
彼女は生まれつき場所や物に付いた過去の記憶を見ることが出来、その力を生かし占いで生計を立てていた。
(参照 http://www.yumemi-salon.com/j/index.html)
彼女は夜見島の漁港の、とても古い記憶の中に殺害された彼女の友人「多川柳子」の顔を見たのだった。
「なぁなぁそれ霊感てヤツ?実はさ、俺も昔みたことがあってよ~」
くだらない話で章子の思考をジャマする阿部は、その柳子の同居人であり、恋人であり、そして殺害の容疑者である。
柳子が殺害されたことを自宅のテレビで知った章子の下に突然ナイフを持った阿部が押しかけてきたのだ。
「俺は柳子を殺しちゃいねぇ!あの前にあいつにあっているんだ!」そう喚く阿部。
彼は自宅で柳子らしき死体(顔が判別不可能なほどに殴打されていた)の発見する前に、階段で彼女とすれ違い、挨拶までしたという。
だが普段から粗暴で、柳子との諍いが絶えなかった阿部は真っ先に容疑者として指名手配されてしまう。
パニックに陥った彼は、柳子の友人で、彼が胡散臭がっていた章子のもとに駆け込んだのだった。
彼の過去を「視た」らしい章子は阿部を信じ、彼が目撃した「もう1人の柳子」を探し出すのだった。
そんなこんなで夜見島へきた二人だったが、船は転覆、二人は無人の島に置いてけぼりである。
にもかかわらず阿部は足元に落ちていた胡散臭い金のアクセサリーを拾って「これ純金じゃね?」
などとくだらない言動を取り続けるのだった。
軽薄な阿部にウンザリしていた章子は驚くべきものを目にする。
それは二人に向かって押し寄せる巨大な赤い津波だった。
脩を貨物用ロープウェイで先に脱出させた加奈江は夜見島港へと急ぐ、途中ともえが彼女の行く手を阻んだが、
ともえを振り切り脩の元へ急ぐ加奈江。「あんたは逃げられない!」ともえの叫びが背後から彼女に投げつけられるのだった。
網元、太田常雄以下、多数の漁師が港湾施設跡地で二人を探していたが、加奈江は彼らの視界を盗み見する特殊なの力を駆使し、
彼らを欺き、無事脩と再会する。灯台へと向かう二人を漁師たちが取り囲み、窮地に立たされる2人。
そのとき唐突に足場が崩れ、二人は崖下の海へ落ちていく。
「終わった・・・」そうつぶやく太田たち。だがその時、サイレンに似た不気味な音が高らかと鳴り響き、島全体が鳴動し始めたのだった。
ともえは赤く染まった海から、巨大な赤い津波が押し寄せてくるのを目撃する。
逃げることも出来ず、漁師たちは津波に飲み込まれていくのだった・・・。
- 627 :SIREN2:2006/07/26(水) 22:54:54 ID:z+KFlbYz
-
なんだか長くなってしまった。無駄遣いスマヌ手元に攻略本しかないんでうろ覚え。
まるで誰かの意識が自分の中に流れ込んでくるような不快感に苛まれながら、
一樹は目を覚ました。傍に立つ百合に着物姿の女がつかみかかる。
「なんで!なんであんたが生きてんのよ!」女を振りほどき、逃げる一樹と百合。
金鉱跡にたどり着いたとき、一樹は再び不快感に襲われる。
「じっとして。意識を集中して・・・。」一樹に声をかける百合。すると一樹の視界に、百合の視界と思しき視界が入り込むのだった。
一樹は信じられなかったが、百合は特に気にした様子はない。
この不可解な力を駆使し、屍人の蠢く金鉱跡を突破する二人であった。
県立亀石野中学2年、矢倉市子は突然目を覚ました。
テニス部の試合、団体戦準優勝、その帰りのフェリーの中・・・のはずだった。
市子はたった一人、薄暗い船倉で倒れていたのだ。
「ノリコー!中島くーん!?みんなどこー!?」だが返事はない。その時唐突に頭に流れ込む誰かの視界。
「なに・・?これ?・・・ヤダ・・わかんない!!」パニックに陥りそうになる市子だったが、
船内を徘徊する屍人をやり過ごし、何とか艦橋へとたどり着く。突然船内電話が鳴り響く。
受話器を取ると中年男性の声が受話器のから聞こえてくる。矢継ぎ早に市子に質問する男。
しかし市子が答えようとしたとたん、ノイズが混じり、電話は切れてしまう。またしてもパニックになりそうな市子だったが、
勇気を振り絞り、船底の電源室へと向かう。「誰かいませんかー!?」そう叫ぶ市子に扉の向こうから男が答える。
「そこにいるのか!?待ってろ!お巡りさんすぐにここを開けるから!」針金を使い、鍵をこじ開ける藤田。
かくして二人は無事合流し、船の外へ脱出するのだった。
藤田の乗ってきた船を目指す藤田と市子。旧軍の砲台跡地に差し掛かったとき、1人の男が二人の前に現れる。
「藤田んとこの、馬鹿息子か・・・・」生きも絶え絶えに語るのは、網元、太田常雄である。
「親父さん!あんた10年間なにしてたんだ!?」10年前に全島民とともに消えたはずの太田を前にして動揺する藤田。
だが二人は再会を喜ぶこともなく、太田は絶命してしまう。絶命した太田を取り囲む屍霊。ほどなくして太田は屍人として復活し、
二人に襲い掛かるのだった。
太田を退け、砲台跡の地下に入る二人、だがそこで太田に追い詰められてしまう。太田が市子に襲い掛かろうとしたまさにその時、
市子は太田に向かって哂ったのだった。その笑みをみて恐れおののき、逃走する太田。
不思議に感じた市子だったが、藤田は気にも留めず、二人はもうひとつの砲台跡を経由し船を目指すのだった。
- 681 :SIREN2:2006/07/28(金) 01:45:29 ID:/Zgf4oI/
-
もう少し端折って短くしたいけど、下手に端折ると話が分からなくなってしまう・・。
金鉱跡を抜け、再び山道へと入った一樹と百合。一樹は自らの体験した数々の不可解な出来事に困惑していた。
「おかしい。いくらなんでも非科学的すぎる。」そうつぶやく一樹。
百合に意見を求めても、返ってくるのは母を助けるという自分のことばかり。
混乱と疲労が一樹を苛立たせ、きつい言葉を発してしまう。
「その君の母さんとかいう人、本当にいるの?」その言葉に過剰な拒否反応を示す百合。
「私のこと信じてないのね!」そう言い放ち、駆け出す百合。
一樹は取り繕うこともできず、その場に立ち尽くすのだった。
山道を独り歩く百合。足元にまとわり着く屍霊を踏み潰し、一瞥をくれたその時、
森の中に座礁した船から何かを感じ取りのだった。
「-誰?」そうつぶやくと百合は客船へと向かうのだった。
赤い津波に巻き込まれ(もっとも彼は見えていなかったが)、海へと投げ出された盲目の作家、三上脩。
彼は、彼の失われた記憶の断片に残るある少女を追って、夜見島を目指していたのだった。
舗装路の上で彼の愛犬ツカサに起こされる三上。だが彼は彼の視界に驚いた。
失ったはずの彼の視野には、ツカサのものと思しき視界が広がっていたのだ。
「ツカサ・・・これはお前なのか?」そういいながらフラフラと目の前の石段を登り、目の前の家の引き戸を開ける三上。
そこには29年前、あの日あの時の自分が事切れた父を抱き起こそうとしていた。
三上に驚き逃げる脩。背後から太田常雄が現れ、三上を不審に思うが、
突然、死んだはずの三上隆平が跳ねるように飛び起き、驚き逃げる太田を追いかけるのだった。
三上は状況が信じられず、事実を確かめるために彼が埋めた、「お姉ちゃんとの思い出」を掘り出しに行く。
彼の記憶の通り、彼が描いたお姉ちゃんの絵はそこに埋まっていた。今時分は29年前のあの島にいる。
そう確信した三上をツカサが突き飛ばす。その直後、近くのプレハブが倒壊し、ツカサは生き埋めになってしまう。
更に三上の背後から屍人と化した漁師が襲い掛かる。弱い視界を頼りに逃げる三上。
だが彼は足を踏み外し、崖下へと転落するのだった。
金鉱社宅前で意識を取り戻した章子は奇妙な感覚に違和感を抱く。
いつのも過去の視界ではなく、今現在の誰かの視界を見ているのだ。
「何、これ?いつもと違う・・。」そうつぶやく章子。
彼女が見たのはフェンスに生っていたアケビをもぎ取って食べる阿部を見ている誰かの視界だった。
放置されていた軽トラに乗り、社宅跡を突破する章子。
一方阿部は犬の鳴き声に導かれるように、社宅跡を後にしていたのだった。
夜見島、瀬礼洲に打ち上げられた客船ブライトウィン号。
三沢と永井は船内を探索していた。永井が不安な心境を告白する。
-これは夢じゃないのか、自分の頭はおかしくなっているんじゃなのいのか-
三沢は頭に弾丸ぶち込んでみるか?と永井に聞く。
「もし夢なら暖かい布団で目が覚める。もし夢じゃなかったらー、それで、終わり-」
突然永井の頭に銃口を向け、ふざける三沢、その顔には子供のような狂気じみた笑い顔が浮かんでいる。
驚く永井だったが、背後の物音に気づきライトを向ける。
そこのは先ほどの若い女がいた。光を嫌がり、逃げる百合。
追いかけようとする永井だったが、三沢は気にも留めず、そのまま別の船室へと向かう。
「三佐?三沢さん!・・・・・なんなんだよあいつ調子乗ってんじゃねーよ」
永井は1人で百合を追うのだった。無事百合を保護した永井だったが、
百合を執拗に狙う、着物を着た女屍人によってタラップを落とされ、船から脱出できなくなってしまう。
永井は船倉にできた亀裂から百合を逃がし、自らも、救難艇で客船から脱出するのだった。
先に脱出した百合に追いついた永井。百合は長いに抱きつき、問いかけるのだった。
「あなたは私を信じてくれる?助けてくれる?」百合の神秘的な美しさに惹かれる永井。
その時、突然背後から三沢の銃口が百合に向けられる。銃口を跳ね除け、百合を逃す永井。
「何なんだよあんた!あんた前からおかしいと思ってたよ!!なんであんたなんだ・・・。
なんであんたじゃなくて沖田さんが・・・!ちくしょう!!もうやってられっかよ!!」
募らせた思いを吐き出す永井。吐露された怒りは上官と部下の関係を破綻させるのだった。